2017.8.12 フェスティバル・ホール(大阪)六本木歌舞伎の大阪公演。今回は第二弾だそうな。前回は中村獅童との掛け合いによる楽しい意欲的な作品だったが、今回は……、うーん、あまり良くなかった。脚本がリリー・フランキー、演出が崇史といういつものメンバー。ダメだ三池は…と思ってしまった。寺島しのぶは流石の存在感を魅せていたけれど、海老蔵がダメだった。市川左團次はじめ門下の人間が必死に盛り立てているのは涙ぐましいのだが、やはり中途半端な印象は拭えない。海老蔵はやっぱり歌舞伎でこそ映えるのだなと再確認。カーテンコールにはリリー・フランキーもやって来ていて、どうもイベント感の強すぎる公演だった。しばらく六本木歌舞伎は行くのをやめようと思う。