2017.7.4 大阪/ 松竹座メインの目的は鴈治郎&壱太郎親子による『舌出三番叟』。なかなかこのラインナップでの超吉祥モノは演じられないだろうと思って歴史的な瞬間をじっくり鑑賞。鴈治郎は安定の舞、壱太郎はドラマ性たっぷりで魅せる。さすがに親子の息の合った三番叟だったと感心しきり。
そして『盟三五大切』は初めての演目だったけれど、なかなか深い内容で、眠くならずに最後まで楽しめた。やっぱり仁左衛門と染五郎の渋々の演技は圧巻で、そこに若手イケメンの松也、そして壱太郎がうまく絡む展開。鴈治郎の一人二役も超ハマり役で楽しかった。でもやっぱり仁左衛門はレジェンドなんだと改めて感心する。