30歳代後半から一年が過ぎるのがやたら速かった。そういう年齢になったんだろうとてっきり思っていた。しかし、今年は全然違ったのにはビックリした。本当にとことん長かった。まるで小学生の頃のように一年が長かった…。
2月に親友二人が次々に亡くなって、ちょっとどうして良いかわからぬままに一年が始まって、加えて自分自身が50歳を迎えるという節目で、これまたどうして良いかわからない。プライベートでは激変の時期だった。仕事もある"迷い"というか、今までの"突き抜ける疾走感"とは違った何かシコリみたいなものを抱えて鈍痛を抱えながらやって来たという一年。まぁ本当に近年稀にみる”しんどい一年”であった。
文学もシコシコ書いてる割にはモチベーションが上がらず、辛うじて白鴉のメンバーさんに読んでいただく機会を得て、そこにしがみついていた様な一年だった。同志が夏に誘ってくれた天川村はちょっとキッカケを呉れたのは確かだけれど、さぁこのままどう続けたら良いのやら…みたいな混迷に。
マジックはまともな出演機会も無いまま、もはやフォールスカットさえ、ままならぬというテイタラク。これは来年から一から勉強だな。
そんな中でも「映画を39本(ブログレビューしたのが8作、黒澤映画祭で28本、レビュー対象外で3本)黒澤さんのレビューはまだ書きかけだけれど、映画はよく見た一年だった。
芝居、舞台に関しては15公演。意外と市川海老蔵さんのABKAIが良かった。逆に楽しみにしていた維新派はちょっと痛痛すぎて辛かったな。
美術系は3展に止まってしまった。やはり精神的な余裕の無さ、それに加えてアート友達が激減したせいもあるかもね。
ライブはとんでもなくやった一年となった。caboで7本。THE TROOPERSで3本、甲南大学57会バンドで2本、助っ人キーボードのTHE FAKE BROTHERSのレコーディングで1本、ライブが2本という、全15本と、若干詰め込みすぎた感じであった。
来年はもう少しアート系での目撃を増やしたいなと思うのです。
当ブログもレビューに特化して、日々のあれこれはFacebookに取って代わってしまいました。2015年からはFacebookも、個人情報取扱規程の改変できな臭い様子だし、もう少しブログ回帰してみようと思う。
ではみなさま、本年もお世話になりました。どうぞ良いお年をお迎えくださいね。