2015.3.28 大阪/心斎橋 シネマート
素直で直球な映画を観た。暇な土曜日だったので完全にジャケ買いの映画だったんだけれど、素晴らしくハートウォームな良質なファンタジードラマ。横山雄二さんという広島では知らない人の居ないという」ラジオ・パーソナリティが主演。壮年を間近にして、プロフェッショナルな自分に悩む。そしてラジオというメディアの行く末に悩む。しかし、リスナーたちの今まで実感できなかったエピソードが彼を再起に導くという、文章で書くと単純明快なストーリーを、横山さんはじめ魅力的なキャストが素敵なファンタジーに仕立てていた。広島という街がとても美しく撮れていて、そして素直なフレームワークがとても懐かしく感じた。中でも中野杏という女優の演技がもの凄く光っていたなぁ。初日だったせいか、主演の横山さん、監督の横山さんが舞台挨拶。でも観客は6人という、なんだか申し訳ない状態。でもこういう映画こそ、もっともっとパブリシティすべきだよなぁ…と深刻になる。
知り合いのDJを本職とする人にはもちろん、それぞれ仕事のプロフェッショナルとなってしまって、自分の原点を見失いそうなすべての友人に強くオススメする映画です。
▼公式サイトはコチラ!大阪は心斎橋のシネマートで4/10までやってるようです。
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